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チャレンジ日記

予算特別委員会(福祉所管)3/15

3月15日(火)の10:00から開催された令和4年度世田谷区予算特別委員会(福祉保健所管)が開催され、公明党より河村みどり委員、高橋あきひこ委員、岡本のぶ子より登壇いたしました。

のぶ子が、今回取り上げた質問と答弁の概要を下記の通り、ご報告させて頂きます。

特に、多胎児支援と、食の支援のネットワークづくりについて詳細をご報告しますね。

●令和3年度から世田谷区取り組みが始まった「多胎児支援」について、他区から転入された多胎児家庭のママからのご相談がきっかけとなり他自治体との支援サービス内容の実態を調査し、比較した内容を踏まえ、区に対し、多胎児家庭に寄り添う支援内容に改善し、令和4年度に向け切れ目ない支援の継続・拡充を求め、前向きな答弁を引き出すことができました!

●食の支援のネットワークづくりについては、寄付された食品を受け付け、保管し適正に管理できる仕組みの要望が令和4年度から実現することが確認できました!

1)多胎児支援について

①区の家事•育児サポーター派遣の対象年齢と移動支援事業の補助額の現状を伺う。

答弁:ヘルパー派遣事業(ツインズプラスサポート)及び移動支援事業(タクシー料金女性)ともに妊娠期から1歳未満の多胎児のいる家庭を対象。ツインズプラスサポートの利用時間数は、年間120時間を上限としている。移動支援事業の補助額は24,000円/年を上限としている。

②国・都の10/10の補助となる「とうきょうママパパ応援事業」では対象年齢が0,1,2歳児であり、家事・育児支援サポーターの派遣は、0歳240時間、1歳180時間、2歳120時間となっている。また、産後ケアの派遣事業も盛り込まれていることから、この標準仕様に沿うよう区の支援内容の拡充を求める。

答弁:2021年12月~2022年1月に実施したアンケートの結果等も踏まえ、事業の運用方法や対象年齢の拡充について検討するとともに、ヘルパー訪問事業者の確保に向けて、事業者開拓も併せて進めていく。尚、産後ケアを含めた家事援助サービスについては、今後、産後ケア事業との位置づけも整理しながら検討していく。

③令和4年度に向けて切れ目のない多胎児支援メニューの改善が必要と考えるが、如何か?

答弁:急ぎ対応してまいります。

<下記↓は、多胎児支援について、令和2年第1回定例会(令和2年2月21日)一般質問でのぶ子の質問の動画です>

https://nobuko-okamoto.com/movie/4461

④国は、令和3年度より多胎児を妊娠した妊婦の健康診査の1/2補助制度の導入をはじめ、都も令和4年度より1/4補助を開始するとしている。区として多胎児を妊娠した妊婦の健康診査の無償化に向けて補助制度の迅速な導入を求める。

答弁:国や都の取り組みを踏まえ、今後、ご指摘の費用助成について導入できるよう取り組んでまいります。

2)食を介した地域のネットワークづくり

①予算書58ページ「子ども食堂等を通じた食の支援」¥41,521千円の内訳を伺う。

答弁:令和4年度予算は、都補助:1千407万円、区負担は約2千745万1千円である。

子ども食堂への支援のほか、新たに世田谷区社会福祉協議会が実施する食の支援事業としては、寄付された食品を保管・管理するストックヤードを確保するため、食品保管と管理のスキルをもった食品仲卸業者に委託し、子ども食堂等の食支援団体へ安定的な食の支援を行っていくことや、食を寄付したい事業者等を行う団体等を直接つなげるフードシェアWEBサイト「せたべる」の保守点検などに取り組む。

②ストックヤードの適正な管理と、良質のたんぱく質や野菜などの支援に繋がる冷凍•冷蔵設備と保冷車の整備を求める。

答弁:ストックヤードの広さは50㎡。令和4年度は食品を保管するストックヤードを確保するため、一つ一つ課題を解決しながら、冷凍・冷蔵食品の取り扱いについても検討し、より良い食の支援に取り組む。

②継続的な運営に向け、社協の自主財源の確保策が必要だ。北九州市の取り組み事例は参考になる。区としての見解を問う。

答弁:他都市の取り組みを参考に、自主財源の確保を目指す新たな取り組みに区も期待している。

社会福祉協議会と連携し、共に課題を整理しながら、財政健全化計画の進捗管理を行い、財政基盤安定化への取り組みを支援していく。

その他の質問項目は、以下の3点になります。

3)民生委員の防災装備の支給を!

4)介護事業所の負担軽減に向けた助成申請サポートを!(電子申請&サポート窓口)

5)子ども家庭センターの設置について

長々とここまで読んでいただきありがとうございました。

実現するまでしっかり頑張ってまいります!

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