母子保健システムが実現!(決算特別委員会報告:福祉)
令和元年初となる決算特別委員会の福祉保健所管(10月7日)が開催され、質問に立たせていただきました!
今回取り上げたのは、平成29年第1回区議会定例会の一般質問で、世田谷区の母子保健事業の管理方法などの改善を求めたことが、本年7月に#母子保健システムとして実現したことを受けて質問をスタート。取り上げた項目と答弁の概略は下記の通りです。
①母子保健システム稼働により期待される効果について
答弁➡事務負担が軽減されると共に、蓄積したデータを抽出・分析することにより、これまで以上に効果的な母子保健施策の実現を目指していく。
②国の母子保健分野におけるデータヘルスの推進における#マイナーポータルを活用した#母子健康情報の提供サービス実現への環境整備について
答弁➡マイナポータルによる母子健康情報の提供につきまして、国の仕組みに対応できるようシステム等の環境整備を進めてまいります。
③妊娠期の#ネウボラ面接の全員達成に向けた取り組みについて
答弁➡母子保健システムなどを活用し、妊娠期面接や乳幼児期家庭訪問などを受けていない妊婦・子育て家庭を把握し個別に連絡するなどの工夫に努めてまります。
④新たに転入された乳幼児家庭や妊娠期を経ない乳幼児養育家庭へのネウボラ面接の推進による子育て支援について
答弁➡母子保健システムのデータなどの活用による、転入した妊婦や子育て家庭の効果的な把握方法や、区や地域の子育て支援とつなぐ方法等についても、検討してまいります。
⑤予期せぬ妊娠をした女性への支援について
答弁➡関係所管とともに、相談に躊躇する妊婦への効果的なアプローチの手法について協議してまいります。また、予期せぬ妊娠や出産の相談にも応じる区の窓口をあらためて紹介するためにわかりやすいページを工夫してまいります。
⑥新生児・乳幼児里親の集中した拡充と養育支援について
答弁➡乳幼児期は、愛着に基づいた基本的な信頼をはぐくみ、子どもの社会性の発達を促すことが重要であり、様々は手法を駆使しながら、家庭的な養育が出きる里親を優先的に増やす工夫に取り組んでまいります。
⑦特別養子縁組への区の方向性と養親への相談支援の整備について
答弁➡区は、独自の取り組みとして、縁組を必要とする事例の把握から、養子縁組までの速やかな連携を目指し、実親のアセスメントや縁組家庭とのマッチング等の業務への民間あっせん機関の活用を視野に検討を進めてまいります。
⑧災害時における避難行動要支援者(障害児・者)の見守りに#QRコードシールの活用について
答弁➡ICTの進展により、災害時の対応も視野に入れた、民間事業者による様々な見守りのサービスができてきておりますので、課題を整理する中で、ご提案を含めて検討してまいります。
質問をさせて頂きました。
ここまで、長々と読んで頂きありがとうございました。