「ペットの同行避難」訓練の着実な実施を!
のぶ子は、東日本大震災や熊本大地震の教訓の1つに、避難所への「ペットの同行避難」が挙げられていることから、これまで議会質問の折にその必要性を訴えてきたんですが、平成30年4月から配布される避難所運営アニュアル(標準版)では、「ペットの同行避難」について各避難所での受け入れ対応などの留意点が記載されたので、3月12日に開催された予算特別委員会(区民生活所管)では、各避難所で「ペットの同行避難」の訓練がなかなか進んでいない現状を打開するために、区として具体的なサポートが必要であることを訴えました。
予算特別委員会での質疑の概略をお知らせしますね。
のぶ子→→→「ペットの同行避難」の訓練は、この5年余りで残念ながら砧地域、世田谷地域の避難所各1カ所のみの実施に留まっています。避難所運営は、各町会・自治会の皆さんが、避難所毎に実施して頂くわけですが、まずは、5つの地域で1カ所ずつでも、東京都獣医師会世田谷支部の先生方の専門的なアドバイスを頂きながらモデル実施に取り組めるよう区がサポートすべきと考えます。今回は、まだ実施されていない玉川地域のこれまでの対応と今後の取り組みについて伺います。
答弁→→→玉川総合支所では、平成28年に玉川地域区民防災会議と共催で、人と動物の防災を考える市民ネットワークの代表の方を講師に「避難所におけるペットの受け入れ」をテーマとする勉強会を実施しております。また、本年2月には、獣医師会世田谷支部の方と玉川総合支所の職員とで、ペットの同行避難に関する意見交換をおこないました。この話合いの中で、玉川総合支所から、防災塾等でペットの同行避難の重要性を避難所運営組織など多くの方々に理解していただくこを目的とする講演会を実施することを提案し、講師依頼をしたところ協力したいとのお返事を頂きました。今後は、こうした取り組みを広げるとともに、ペットの同行避難訓練の早期実施につなげてまいります。
今回の質疑を通して、いざと言う災害にどう備えていけるかがとても大切ですので、まずは、世田谷区内5地域(世田谷、砧、玉川、北沢、烏山)で、1カ所ずつでもモデル実施を推進し全避難所へ着実に広げることができるよう取り組んで行きたいと思います。
ここまで、長々と読んで頂いてありがとうございました。