オール世田谷で食品ロスの削減・2Rの推進に全力!
こんにちは!平成28年度の世田谷区議会決算特別委員会(補充質疑)が10月13日(木)に行われました。
補充質疑というのは、区長と副区長をはじめ全所管の部長の皆さんが出席して行われる決算特別委員会の締めくくりの質疑なんですよ。
これまで企画総務、区民生活、福祉保健、都市整備、文教、各委員会所管で質疑された課題の中で、補充して質問が必要だと各会派で考えた点を取り上げて質疑をする機会です。
今回の公明党の補充質疑には、高久則男委員、諸星養一委員とのぶ子の3人で登壇させて頂きました。
のぶ子からは、1.食品ロス削減。2.世田谷版ネウボラの課題。3.地域包括ケアの全地区展開の課題の3点を質問させて頂きましたので、そのやり取りを要約してご報告しますね。
今日は、1点目の「食品ロスの削減」について
のぶ子→先の区民生活委員会所管で、私からの提案に対し、区が「食品ドライブの常設の受付窓口の設置を試行的に進める。回収した未使用食品を必要とする会食団体へ提供する仕組みづくりを検討する」と前向きに答弁したことを評価した上で、その取り組みが一部の区民の方だけで終わらないように、オール世田谷で食品ロスの削減に向けた行動が起こせる更なる取り組みが必要。昨年10月からスタートした京都市の「しまつの心条例」を軸にした2Rの積極的な取り組みは、市民や事業者に反響を呼び、この1年間で大幅なごみ減量を達成している。区として条例に食品ロス削減をきちんと盛り込むなど、更なる2Rの推進への取り組みが必要。区の見解を伺う。
答弁→区は、従来3Rを推進しリサイクルは一定のシステムが確立し、区民生活にも定着しているのに対し、2Rは、個々の意識によるところが大きいことから、主体的行動を後押しする効果的な普及啓発が重要と考えております。「食の問題」は、大人から子供まで、多くの区民が「もったいない」を実感できる出発点になりうるものであることから、ご提案の趣旨を踏まえ、事業者をはじめとする様々な主体との連携を継続、強化しながら、今後とも、広く2Rの促進に努めてまいります。ごみ減量の取り組みについては、ご紹介いただいた京都市の事例を参考とさせていただきながら、今後も、食品ロス、ごみ減量に全力で取り組んでまいります。
今回の質問をするにあたって、「情報の見える化」の大切さを実感しました。例に挙げた、京都市の2Rの実践ガイドブック等は、イラストを沢山取り入れて一目で取り組みが理解できるように工夫されていて、世田谷区の資料と比較すると一目瞭然。今後、区が、効果的な普及啓発を進めているかを継続してチェックしながら、食品ロス削減、2Rの推進に努めます!
長々と読んで頂きありがとうございました。