川場区民健康村視察報告
<急ピッチで進めらる除染作業現場>
<ハイキングコースの林道>
4月20日(金)に川場区民健康村の視察に行ってきました。
今回の視察の目的は
区が、これまでも毎月放射線の空間線量を測定し
外部の専門家の評価を頂いてきたのですが
雪解け後の測定が4月19日(木)に実施されたことと。
安全であることを前提に
本年度も、区立小学校の児童の移動教室の実施を決定したこと。
を踏まえつつ
父兄の中には「区の決定は、本当に大丈夫なのか?
5月12日から始まる川場移動教室が、本当に安全なのか?」という
不安の声がある中
これまで測定して、数値が高かった場所は
雪解けを待って除染作業を実施するとした区の対応がきちんと実行されているのか?
また、県道など区の管理外となるハイキングコースの安全性への不安等々。
少しでも、不安を安心・安全に変えられる材料が提供できればとの思いから
公明党の杉田議員、平塚議員、福田議員とのぶ子の4人で
子どもたちが移動教室で行動する場所を中心に実地の視察をしてきました。
徹底した除染作業を目のあたりにして、本当に雪解けを待たなければ
できない対応であることを実感したことと。
また、ハイキングコースに4つのコースがあるなかで、2つのコースに
足を踏み入れ、ふるさと公社で、いつも定期的に測定をしている
機材で、測定していただいたところ、
なんと、ハイキングコースは、林道なので木々に覆われた林道は
通常測定ポイントとしているハイキングコースの入口付近の線量とは
格段に違う低線量であったこと。
児童が、ハイキングの際、滞在する時間が
長くなるランチポイントにも行って来ましたが、山頂付近となり、そこも、低線量。
憶測や類推で不安を増幅するよりも
実際、足を運び、実地で測定する中で
父兄の不安を払しょくする安心材料を得ることができた今回の視察は
まさに、「百聞は一見に如かず」とはこのことでした。
丁度、4月23日(月)に開催された
文教常任委員会で行われた陳情審査の際
視察で得た情報を元に、児童の安心・安全の対策を
徹底して講じることの必要性を訴えつつ
会派として、今回の審査に関しては、
趣旨採択とさせていただきました。
尚、川場区民健康村の放射線量測定の状況や
数値は、世田谷区のホームページに
掲載されていますので、ご覧くださいね。