代表質問に立ちました!(9/16)
2026年9月16日(水)第3回区議会定例会本会議2日目のトップバッターとして、公明党世田谷区議団の代表質問に岡本のぶ子が登壇させて頂きました。
代表質問の質問項目の決定のプロセスは、毎回、定例会前に公明党区議団8名が勉強会を開き、現場を歩き、地域住民の方々から寄せられるご相談内容や、区政の課題解決のために他自治体の先進事例を視察した内容を考察し質問を組み立て、政策提案をさせていただいています。
今回は、9項目20問を質疑させて頂き、区民の皆さまに寄り添う区政の改善に繋げることを願い、一歩でも前に進めることができるよう渾身の訴えをいたしました!

今回、質疑と答弁の概要をご報告いたします。
1)災害対策について
①交流自治体への避難先確保
<質問>
区立小中学校の体育館などの指定避難所で長期避難することは、困難であることを踏まえ、ふるさと区民まつりに出展されている交流自治体との宿泊費補助等の仕組みを創設し、災害時の疎開先となるよう「共助ネットワーク」を構築せよ。
<答弁>
交流自治体への訪問・滞在と関係づくりを組み合わせた支援などを含む自治体間交流のあり方を示し、自治体間の交流を一層進めてまいります。
②豪雨対策
<質問−1>
線状降水帯による短時間の大雨で道路の冠水や住宅へ浸水被害を抑制するために、より一層の強化が必要だ。雨水貯留浸透施設の設置を見直せ。
<答弁−1>
豪雨対策行動計画の改訂作業において、気候変動も踏まえた流域対策の取り組み強化について検討を進め、民間施設に協力いただく対象施設の拡大や単位対策量の見直しなども検討していく。
<質問−2>
住宅への浸水被害軽減のための逆流防止弁等の補助制度の創設と、簡易対策を周知せよ
<答弁−2>
東京都下水道条例では、地下室等の下水の自然流下が十分でない場所への排水の設置について、ポンプ設備等の設置などを逆流防止対策を求めている。区として、既存建築物への逆流防止等対策については、課題があることを認識している。他自治体の事例等を含め、実効性のある方策を研究していく。各自宅でできる対策としてトイレや風呂場への「水のう」などの設置について区のホームページ等で広く周知していく。
2)介護情報とマイナンバカードの活用について
<質問>
介護情報基盤連携の令和10年4月1日本格運用に向け、現時点で未着手の小規模介護事業者など約500社へ丁寧に支援せよ。
<答弁>
今年度より、オンライン説明会や研修会、アウトリーチを含めシステム導入のための伴走支援に取り組んでいる。今後、未着手の約500事業所がスムーズに導入でいるよう引き続き丁寧な支援を行なっていく。
3)終活支援センターにおける情報登録事業について
<質問>
区は、情報登録事業の対象を、原則「65歳以上の方」としている。全世代型セーフティネットに位置付け、登録を希望する全ての人を対象とせよ。
<答弁>
年齢のみで対象を画一的に区切らず、柔軟な対応ができるよう対象の範囲について検討するよう指示する。
4)若者支援について
①児童館の時間延長
<質問>
区内5ヶ所の中高生支援館は、週2日19時までで、中高生の居場所になっていない。時間と場所、「やってみたい」を実現できる環境の整備へ児童館を有効活用できるようモデル実施し検証せよ。
<答弁>
児童館閉館後も中高生世代が遊戯室や音楽室まで利用できるよう、お話の効果検証の視点も含めた来年度の試行実施の拡張に向けて検討を進める。
②若者パスの導入
<質問>
青少年交流センターなどは、地域偏在があり、利用時の交通費の支援を要望する声が、若者団体や「第0期ユースカウンシル報告会」でも上がっている。せたがやPayのポイント付与などを活用した「若者パス」の導入を検討せよ。
<答弁>
施策の有効性や実現可能性等をしっかり検討し結論を出すよう、所管部に指示した。
③『まずは、世田谷』事業の創設
<質問>
物価高が続き、更に30年ぶりに長期金利が上昇するなど、有利子奨学金返済の負担増が懸念される。新社会人を応援するためにも「家賃補助制度」を創設し、一定期間支援せよ。
<答弁>
若者を取り巻く社会状況等を注視しながら、引き続き、区民の住まいのニーズや選択に生じている課題を捉えた効果的な住宅政策の検討に努めていく。
④婚活支援の拡充
<質問−1>
事前にセミナーを実施し、参加者の成婚力向上やマッチング率向上に繋げよ。
<答弁−1>
オンラインを活用した事前セミナーなど、参加者同士の交流やマッチングの促進に資する取り組みの実施に向けて検討する。
<質問−2>
区が開催する婚活イベント「せた婚」はマッチング率が40%に上るなど人気が高いが、年1回のみの開催である。高いニーズを受け止め特色ある会場の設定を含め、開催回数を拡充せよ。
<答弁−2>
今後、提案の新庁舎の活用や開催回数の拡充など、多様な出会いの機会創出に向けて、他部署とも情報交換をしながら、検討していく。
5)命を守るための水泳授業について
<質問−1>
屋外プールでの水泳授業の時間数確保に向けて迅速に酷暑対策せよ。
<答弁−1>
児童・生徒の安全確保を最優先としながら、各学校の実情を踏まえ、効果的な遮熱対策や暑熱対策について、必要な対応を順次進められるよう検討していく。
<質問−2>
区立温水プール、民間プールの利用を拡充し、児童の水泳授業の保障の為に、バス移動支援も併せて検討せよ。
<答弁−2>
水泳授業に必要な学習環境の確保に向け、区営プールや屋内民間施設の活用に向けた調整を進めるとともに、活用の拡大や改築を待たずに早期の活用の可能性についても検討する。また、バス利用についても経費負担や車両・運転手の確保といった課題を整理し検討を進める。
<質問−3>
水難事故に備え、着衣水泳を専門家などの外部講師を迎え充実・強化せよ。
<答弁−3>
これまでの各校での取り組み成果も踏まえ、外部講師を活用した着衣泳を実施する学校を増やすなど、取り組みの充実をっ図っていく。また、外部講師の指導方法や安全管理上の留意点を学校と共有し、教育の指導力向上にも繋げていく。
6)がん教育の推進について
<質問>
医学生を新たな外部講師として活用し、全ての区立小中学校で質の高いがん教育を推進できるよう、学校任せではなく教育委員会が取り組め。
<答弁>
各学校の個別の取り組みに委ねるだけでなく、教育委員会として実施しやすい環境を整えていくことが重要である。教育委員会が主体となって、まずは医学生の活用に向けた近隣の大学病院等との関係を構築する必要があり、こうした取り組みの成果や課題を踏まえながら、外部講師を活用したがん教育実施校の拡大を図り、全校実施を視野に段階的に拡充に努める。
7)建設業に特化した職業訓練機関の創設について
<質問>
A Iの時代にも必要と言われる建設人材の育成に向け、区内官公需適格組合との連携事業として、職業訓練機関を創設せよ。
<答弁>
今後も建設業界との対話を重ねて実態やニーズを把握し、技術の習得や向上に向けた支援のあり方について検討を進め、建設業の事業促進の後押しに努めていく。
8)ユニバーサル農業の推進について
<質問−1>
都市型農業である本区の農地保全には、担い手の確保は重要だ。浜松市の「ユニバーサル農業」の事例を参考に、農業従事者、JA、民間団体などを含めた勉強会を設置し、モデルファームでの実証の場の導入など、計画的に世田谷区でユニバーサル農業を推進せよ。
<答弁−1>
農業者やJA、民間事業者、福祉関係者等と「ユニバーサル農業」についての勉強会を設置するとともに、先駆的な取り組みをされている浜松市の「京丸園株式会社」や足利市の「こころみ学園ココ・ファーム・ワイナリー」について職員に視察を指示した。住宅都市世田谷の農業の現状、課題も踏まえ、次期農業振興計画の改訂の中で検討する。
<質問−2>
ユニバーサル農業の収益を上げるためには、販路の拡大も重要な課題だ。
これまで、提案した「道の駅」機能を、玉川野毛町公園において整備せよ。
<答弁−2>
玉川野毛町公園は、現在、事業者の選定ののち、都市公園法に基づく公募設置等計画の認定、公表に向けて協議を進めているところだ。世田谷区の農産物の販売等、道の駅が有する機能について、今後、便益施設の運営事業者と協議を行い、実現に向けて検討を深めていく。
9)芸術・文化の発信拠点の整備について
<質問>
本格的な芸術文化拠点の整備を求める区民の声に耳を傾け、奇跡のホールと言われる「兵庫県立芸術文化センター」に倣い、大•中•小のホールを備えた第2のパブリックシアターの設置を、例えば、旧国立医薬品食品衛生研究所跡地や陸上自衛隊用賀駐屯地等の大規模な国有地活用を視野に取り組め。
<答弁>
区といたしましては、芸術•文化も一つの要素として捉えつつ、将来的な公共施設の再編•整備、地域•地区のまちづくりの方向性などを踏まえ、当該地の活用のあり方や具体的な方向性について検討するとともに、適時適切に国への働きかけを行っていく。
壇上での質問を終えて、自席に戻り答弁で不明な点について、5件再質問をしました。

ここまで長々とお読み頂きありがとうございました。
一つ一つの課題が解決するまで、粘り強く頑張ってまいります!
尚、本日の質疑の模様を下記より動画をご視聴頂けます。
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