杉並清掃工場視察
昨年、世田谷区議会へ「千歳清掃工場」の業務の一部を民間委託業務に移行することに対する反対の陳情が付託されました。実は、その陳情に関する委員会での審議が、今月下旬に開催される予定となっており、我が党としても協議を重ねております。そうした背景もあり、本日既に業務の一部を民間委託している杉並清掃工場へ視察に超党派の区議会議員(自民党、民主党、公明党)9名で行ってまいりました。東京23区内には、21の清掃工場があり、そのうち7工場が既に業務の一部を民間委託しています。杉並清掃工場では、3年前から中央制御室、ごみ計量室、クレーン操作室を民間委託(24時間体制)となっていました。特に設計段階から携わっているプラントメーカーへの委託なので、運転管理業務に精通されており、大変効果的な業務体制になっているとのことでした。また、全国最初のISOを認証取得した清掃工場でもあり、技術系、管理系(財政や契約)、整備系などは直営なので、安全管理面での不安はないと感じました。(杉並清掃工場は、古い工場であるため、自動制御が一般的となっている新工場とは違い、クレーン操作も有人操作(民間委託)で行っているということが印象的でした。)