世田谷区予算特別委員会(総括質疑)で登壇しました!(3/6)

質問と答弁の要旨は下記になります。
1。地域包括ケアシステムの地区展開の区の現状の評価と今後への取り組みについて
①福祉の相談窓口におけるオンライン相談の利用率が極端に低い、利用者のニーズを調査し、仕様を改善し区民の利便性の向上を求める。
答弁:接続先との意見交換や改善点を踏まえ、接続先(相談先)のさらなる拡充に取り組み、区民の利便性の向上を図ってまいります。今後、オンライン申請の拡充がされると見込まれるので、相談者に寄り添ったサポートを丁寧に実施してまいります。
②ファミリー・サポート・センター事業の充実について
地域で安心して子育てをする支援策としてファミサポの活動は有用だが、利用のニーズに対し、提供する援助会員が少ない課題が続いている。都のファミサポマイスター推進事業を取り入れ、受託料の増額を図るとともに、支払いについてはキャッシュレス化を図ることを求める。
答弁:ファミサポマイスター事業は、令和8年度実施。キャッシュレス化は令和7年度に実施する方向です。
3。乳幼児短期緊急里親事業の実施について
短期とはいえ、乳幼児の健やかな育ちのため、緊急里親の事業に取り組むことを評価する。事業実施にあたって、緊急里親が安心して受託できるような取り組みを求める。
①乳幼児を緊急里親が安心して預かるために、子どもの専門医療機関との連携の仕組みが必要だ。
答弁:母子手帳などで乳幼児検診の受診状況や受診結果、予防接種の接種状況を確認するとともに、状況に応じて児童相談所の医師や医療機関等を受診し、健康状態の確認をすることを検討している。引き続き、子どもの心身の状況について医療機関等と連携して取り組んでまいります。
②短期間で乳幼児の委託の終了が繰り返される緊急里親の喪失感に寄り添うグリーフケアやピアサポートの取り組みの導入を求める。
答弁:委託解除の際は、丁寧に養育の振り返りを行いながら里親の喪失感に寄り添うとともに、緊急里親同士の交流会を開催するなどし、次の委託に繋がるよう支援していきます。
③短期間とはいえ、緊急里親のレスパイトや保育園の利用などを取り入れることを求める。
答弁:里親に一時保護委託をした際は、区立保育園の緊急保育や育児家事援助派遣事業の利用を可能としています。乳幼児短期緊急里親
④家庭養育優先原則踏まえ、家庭復帰がなかなか叶わない乳幼児の再委託先は施設ではなく、他の養育里親に委託することを求める。
4。終活相談窓口の設置について
①国の示すガイドライン「高齢者等終身サポート事業者ガイドライン」に沿った終活相談窓口の設置を求める。
答弁:先行自治体の取り組みや、新たにできるおくやみコーナーの状況も踏まえ、多岐にまたがる課題を整理しながら、区民が安心して住み続けられ、人生の最期まで自分らしく尊厳を持って全うできるように、関係所管とも連携し、体制整備について検討していきたい。
ここまで、長々と読んで頂きありがとうございました。
着実に一歩一歩、区政の改善に取り組んでまいります。
質疑の模様(動画)を下記↓より、ご視聴頂けます。
https://setagaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=8858