第2回区議会定例会で一般質問に立ちました!(6/12)
令和6年第2回区議会定例会で一般質問に立ちました。
今回質問させて頂いたのは下記の4点になります。
質問と答弁の要旨をご報告いたします。
1.新庁舎におけるユニバーサルデザインの推進について
質問①東1期棟及び世田谷区民会館に大人用おむつ替えシートの未設置を改善せよ。
答弁①今後、東1期棟のバリアフリートイレ内への介助用ベッドの設置について、各所に分散配置したベビーベットとの配置バランスを考慮の上、検討を進めていく。
質問②新庁舎における災害時の円滑な避難誘導及び環境配慮の啓発も兼ねプロモーションビデオを作成し、待合スペースで利用者への周知を図れ。
答弁②新庁舎の災害に対する様々な機能を来庁者はじめ、広く知っていただくことは災害時の的確な避難行動への備えとなるほか、安心して新庁舎をご利用いただくためにも、大変重要と認識している。ご提案の待合スペース等での効果的なプロモーションについて、方策を検討し、実施していく。
質問③東2期棟に設置予定のレストランは、ユニバーサルデザインへの配慮と利便性の良い魅力あるものとせよ。
答弁③規模は、200席程度を想定している。来庁者や地域の方々に親しまれ、ユニバーサルデザインへの配慮により、多くの方にご利用いただけるレストランとなるよう、また、意欲ある事業者が参入しやすい企画となるよう、準備を進める。
2.強度行動障がい児・者への支援について
質問①強度行動障がい児・者の支援充実に向け、次期せたがやインクルージョンプランに
明確な支援項目と達成目標を明記することを求める。
答弁①実態を把握し、今後必要となる障害福祉サービスの充実や地域生活における支援体制等について検討を行い、令和9年度からの次期せたがやインクルージョンプラン策定に向けて準備を進める。
質問②障害者施設整備等に係る基本方針に、重度障害枠に強度行動障がいを区分するとともに、強度行動障がい者の地域生活を適切に支援できる福祉人材の育成を求める。
答弁②強度行動障害については、その特性に合わせた支援が必要であり、状況や実態を踏まえながら基本方針も含めた施策の見直しや充実が重要と認識。専門的人材確保・養成について取り入れていく。地域生活支援の充実に向けて、当事者団体や家族会のご意見をお聞きし課題を整理し、取り組みを進める。
3.子どものインフルエンザ予防接種費用助成の拡充について
質問①昨年季節性インフルエンザが原因で学級閉鎖となった本区の区立小中学校は918学級。子育て支援と児童・生徒が学校で学ぶ機会を健康面から支える観点からもこれまでの助成額¥1000/回を都の助成制度を活用し¥2000/回へ拡充せよ。
答弁②今後、都の補助事業の活用を含め、小児の重症化・感染予防と子育て支援の両面から取り組みを充実するよう検討する。
4.ペットの防災について
質問①ペットの同行避難訓練の実施を、各指定避難所ごとに着実且つ計画的に受け入れ訓練が進むよう区が責任をもって取り組むことを求める。
答弁①ペットの同行避難の受け入れ訓練が、特定の避難所に留まっていることを認識している。避難所運営訓練を支援する地域振興課やまちづくりセンターとともに、獣医師会の協力も得ながら、課題を整理していく。議員のご指摘も踏まえ、着実な訓練や、普及啓発の取り組みについて、今後、総合支所、危機管理等の関係所管とともに東京都獣医師会世田谷支部と意見交換を行っていく。
質問②大規模災害時に傷病ペットが迅速に獣医師による治療を受けられるよう、地域BWA用通信機器を災害協定を締結している東京都獣医師会世田谷支部への配置せよ。
答弁②議員ご指摘の連絡手段の確保については、災害時における各機関の特性やフェーズ、実効性を見極める必要があることから、まずは獣医師会との意見交換を行う中で検討していく。
再質問①約10数年間、議会質問を通して、ペットの同行避難の受け入れ訓練を全避難所で実施する必要性を訴えてきたが、この10年間だけでもその実績は全95か所中7カ所に留まっている。参加と協働という名のもとに地域住民に責任を負わせているように感じてならない。区長のリーダーシップのもと計画的・着実に取り組むことが必要だ。
区長答弁①多くの方がペットを大切な家族の一員と捉えていると思います。今後、獣医師会の皆さまとも意見交換を予定しているとのことですので、お話を伺い、保健所や避難所運営訓練を支援する地域振興課に、ペットの受け入れ訓練の取り組みの推進について、指示していまいります。
ここまで、長々と読んで頂きありがとうございました!
しっかり実現するまで粘り強く頑張ってまいります。