diary

チャレンジ日記

平成20年度管理職研修「分権時代の経営戦略」

午前10:00~12:00までブライトホールで開催された、世田谷区研修調査室による部長級の研修会に参加させていただきました。講師の宮脇 淳氏(北海道大学大学院公共政策研究科長・教授/地方分権改革推進委員会事務局長)の2時間の講演は、大変興味深いものがありました。ふたつの大きな構造変化(1.少子・高齢化社会、2.グローバル化社会)を踏まえ地域が個性を出して行くには、法律を作ることを製造業として例えるならば、今までの中央集権の構図(国=製造業、都道府県=卸売業、市区町村=小売業)だったものを、今後望まれる地方分権の構図では市区町村が小売業ではなく、市場のニーズを一番的確に把握しているのであるから、製造業に転換していく必要がある。要するに、国で細かい法律を作るのではなく、市区町村が条例で修正を加えていくような対応が求められる。そうする中で、世田谷区が個性ある地域として成長し地方分権が進んで行くということでした。区政を担う議会人として、昨年4月に初当選させて頂いてより今日までの約1年半で、493件の区民相談をお受けしその解決に向けて取り組んで参りましたが、本日の講演を伺い、現場に入り、区民の皆様のお声をお聞きすることが問題抽出力を高める大切な方法であることを再確認できました。これからもしっかりお一人お一人の声を大切に、そして迅速な政策実現につなげていけるよう取り組んでいきたいと思います。

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