早期発見でリスク防止!世田谷区の胃がん検診について
胃がんはとても身近な病気で、世田谷区ではなんと死因の第1位になっています。
しかし、現代の医療は完治率が高く、早期がんであれば90%以上が完治しますので、定期的に胃がん検診を受診することで死亡リスクを抑えることができるでしょう。
胃がん検診には、健康保険3割の自己負担で5000円~10000円かかるケースが多いですが、世田谷区では検診の受診勧奨を実施しており、1000円~1500円で受診することができます。
今回は、40歳以上の方を対象に、世田谷区の胃がん(エックス線、内視鏡)検診をご紹介します。
世田谷区の胃がん(エックス線)検診
エックス線検診というのは、レントゲン検査のことです。
胃の状況を見やすくするために、前処置として造影剤(バリウム)を飲んで検診を受けることになりますので、体調には注意が必要です。
検診の対象者について
40歳以上の世田谷区民が対象です。(平成31年3月31日時点での年齢)
ただし、妊娠中の方や、バリウムにアレルギーがある方などは対象外となります。
検診の費用について
受診の自己負担金額は、1000円です。
ただし、生活保護受給中の方、平成29年度住民税非課税世帯の方は無料で受診することができます。
受診期限について
受診期限は平成31年3月31日までになります。
その他、詳細な情報について
世田谷区の胃がんエックス線検診に関する詳細情報については、世田谷区のホームページからご確認ください。
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/105/146/625/d00157315.html
世田谷区の胃がん(内視鏡)検診
内視鏡検診というのは、胃カメラ検査のことです。
鼻や口からファイバースコープ(カメラ)を入れて、胃の中を直接見る検査になります。
体内に異物を入れることになるので、前処置として喉の麻酔や、胃の動きをとめる筋肉注射などが必要になりますので体調には注意が必要です。
また、世田谷区の検診ではリスクを避けるために原則として鎮静剤を使用しませんので、嘔吐反射が強い方は苦痛に感じる可能性があります。
検診の対象者について
50歳以上の世田谷区民が対象です。(平成31年3月31日時点での年齢)
ただし、妊娠中の方などは対象外となります。
検診の費用について
受診の自己負担金額は、1500円です。
ただし、生活保護受給中の方、平成29年度住民税非課税世帯の方は無料で受診することができます。
受診期限について
受診期限は平成31年3月31日までになります。
その他、詳細な情報について
世田谷区の胃がん内視鏡線検診に関する詳細情報については、世田谷区のホームページからご確認ください。
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/105/146/625/d00157316.html
エックス線と内視鏡、どちらを受診するべき?
ふたつの検診をご紹介しましたが、どちらを受診すれば良いか迷われるかと思います。
どちらも推奨される検査ではありますが、ポイントを調べてみましたのでご参考ください。
エックス線検査ポイント
検査費用が安い
検査の苦痛が少ない
エックス線検査は苦痛が少ないですし、費用が安いので受診しやすいでしょう。
内視鏡検査のポイント
エックス線検査に比べて検査費用が少し高い
注射や嘔吐反射など、検査に苦痛が多い
エックス線検査に比べて早期発見しやすい
胃の中を直接見るので検査には苦痛が伴いますが、エックス線検査に比べて早期発見しやすいようです。
家系に胃がんの方がいる場合など、徹底的に胃を調べたい方は内視鏡検査がおすすめですね。
おわりに
ここまで、世田谷区の胃がん検診についてご紹介させていただきました。
少しでもお役に立てれば幸いです。