決算特別委員会(企画総務領域)質疑のご報告です。
こんにちは!
本日は、10月4日に開催された世田谷区の決算特別委員会(企画総務領域)で、のぶ子が質疑に立たせて頂いた内容の要旨をご報告させて頂きますね。
まず、最初に嬉しいご報告として、のぶ子が、今年の2月に開催された第一回区議会定例会の一般質問で「マイナンバーカードを活用した母子健康情報サービスのシステム構築が必要!」と提案したことが、早速、世田谷版ネウボラを支えるシステム構築として、次期情報化事業計画(素案)に盛り込まれ、来年度から着手されることになりました!!!
今回の決算特別委員会では、そのシステム構築を進めるにあたって、更に踏み込んで提案をさせて頂きましたのでご報告しますね。
(質問)
切れ目のない子育て支援サービスの充実を図る為に、例えば、障害や疾病を抱えたお子さんが、保育園、幼稚園、小学校、中学校、更に、高校、大学、就労と生活のステージが変化しても、区が管理しているお子さんの健康情報や療育情報を関係所管で共有できるようにシステムを構築し、適宜適切な支援にシームレスに繋げることが必要と考える。課題と今後の対応に関して、区の見解を伺う。
(答弁)
委員のご指摘のとおり、「世田谷版ネウボラ」や「障がい者支援」など複数の所管が関与する事務を効率的に進め、様々な課題を持つ区民へ切れ目のない支援を効果的に行うためには、個人情報の利用目的を整理し組織横断的に情報を共有していく仕組みの方向性を庁内で関係所管と充分検討した結果を踏まえ、システム化してまいります。
次に、ふるさと納税による平成29年度の減収見込みが31億円とされる中、区の対応が後手に回っていることを憂慮して、のぶ子は、今年3月の予算委員会で、世田谷区へもっとふるさと納税をして頂けるようような、区の魅力を発信できる体験型の記念品等を提案!スピード感のある区の対応が必要と指摘させて頂いたのですが、残念ながら、10月に入っても、具体的な体験型の記念品は、一つも実現していなかったので、その進捗状況と区の取り組む姿勢を質問させて頂きました。
(答弁)
今年度は、4つの事業「スポーツ施設利用券の贈呈」「たまがわ花火大会観覧席券の提供」「まち歩きイベントへのご招待」「世田谷美術館年間パスポートの贈呈」に取り組むことといたしました。残念ながら第一弾として用意しました花火大会は中止となりましたが、現在、そのほかの3事業につきましては、年度内のできるだけ早い時期に実施できるよう準備を進めております。
次に、2020年東京オリンピック・パラリンピック後に、長年懸案だった世田谷区の本庁舎と区民会館の建て替えに向けた解体が始まることになり、9月27日には、世田谷区本庁舎等設計者審査委員会の審査結果が発表され、株式会社佐藤総合計画が、最優秀者に選定されました。
この設計(案)の中で、世田谷区民会館が、日本を代表する音響等の専門チームによる音響・舞台機構等の最良な改修手法が提案されたことは、これまで、音楽・芸術ホールの必要性を求める区民の方々の声を代弁してきたのぶ子としても、大いに期待するところですが、今回の設計(案)で、防災面と費用面で気になる点がありましたので、質問させて頂きました。
(質問)
今回の設計(案)では、世田谷区民会館を保存・再生する提案が採用されたことで、耐震性が現行のⅢ類からⅡ類までの引き上げ留まっており、本庁舎と同様にⅠ類に引き上げる方策を検討すべきです。区の見解を伺う。
(答弁)
区民会館の改修方法につきましては、何よりも安全を第一とし、基本構想で求める区民会館に必要な機能が確保できる建物となる改修について、Ⅱ類相当以上を目指し、今後、基本設計の検討の中で取り組んでまいります。
(質問)
世田谷区民会館を保存・再生した場合の持続可能性をしっかり見定める為に、改修費はもとより、コスト面から維持管理費用もしっかり見て行くことが必要と考えます。区の見解を伺う。
(答弁)
今後、設計者からの提案も踏まえながら、委員ご指摘のイニシャルコスト、ランニングコスト等のコスト全般について、できる限り抑制に努め、基本設計を進めてまいります。
以上です。
今後も、質問が質問で終わらないよう、しっかり区の対応を見定めて行きたいと思います。
質問の詳細は、後日動画でもアップさせて頂きますので、お時間がありましたらご視聴下さいね。
ここまで、長々とお付き合い頂きまして、ありがとうございました。