女性の視点をいかした防災対策!
のぶ子は、昨日(2/27)公明党東京都本部女性局が主催した「女性の視点をいかした防災対策」フォーラムに行ってきました。このフォーラムには、防災士で防災アドバイザーの岡部梨恵子さんが「命をつなぐお片付け&備蓄」と題する講演をご自身の体験を踏まえ、大変具体的にしてくださいました。
いつ来てもおかしくない首都直下型地震。
正直言って、のぶ子も6年前の東日本大震災直後から、ローリングストック等の備蓄を実践したものの、消費期限切れになってしまった水や、非常食。。。を横目にしながら、昨日まで過ごしてしまっていたのです。
しかし、今回の岡部さんの講演を聴講し、心を切り替え7日分の食糧の備蓄に再チャレンジ!まずは、即・行動が大事!早速、フォーラムの帰り道、スーパーに寄り、ローリングストック用の食材を数点購入。新たな保管場所にセッティング完了!(もちろん7日分ではありません。徐々に買い足すことから始めました~)
実は、昨日14:00からのフォーラムには、小池百合子都知事も駆けつけ、都が公明党から2017年度予算案の政策提言を受け、そこに盛り込んだ一つの目玉が、女性の視点に立った防災ブックの作成であったことを紹介してくださり、ぜひ、都議会公明党の皆さまと、より都民目線、女性目線で素晴らしい東京にしたい。とあいさつされました。
続いて、のぶ子が、先週23日の第1回世田谷区議会定例会の一般質問に立ち「女性の視点を取り入れた災害に強いまちづくり」について取りあげた内容の概略をご報告しますね。
1点目に、東日本大震災や熊本地震などでは、避難所運営で女性や子どもへの配慮が後回しにされ課題になりました。本区として、避難所運営の意思決定の場に、より多くの女性が参画できるよう、今後、具体的な取り組みが必要。
答弁→区としましては、女性の視点を取り入れた避難所運営体制の充実強化を図る必要があります。そのために、避難所運営マニュアルへの反映を着実に進め、男女共同参画センターらぷらすと連携した研修の実施やNPO、避難所運営組織などを対象とした研修や訓練などを実施することで、避難所運営の女性の参画を促進してまいります。
2点目に、甚大な災害に備えて、人口が密集し、特に一人暮らしの女性が多い世田谷区において、女性ならではの目線で被災状況を捉え、危機管理部門においてトップマネジメント力の発揮が期待される女性退役自衛官の起用を視野に入れ検討すべき。
答弁→専門的見識を有する危機管理の専門職の起用につきまして、女性の起用という点につきましては、真摯に受け止めさせていただき、人材の確保に向けて具体的な取り組みを進めてまいります。
3点目に、東京2020大会に向けて、特に馬術競技会場となる馬事公苑周辺の災害情報のバリアフリー対策の構築が必要。外国人観光客や、視覚障害者等の方々を安全に避難所等へ誘導する為に、当事者の参画を頂きながら、スマートホンで多言語・音声誘導のアプリ活用などを視野に、災害時の情報提供ツール等を作成すべき。
答弁→今後、他自治体や民間事業者等の取り組みなども参考に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、多言語・音声での災害情報の提供方法について、当事者の意見も聴きながら検討してまいります。
ここまで、長々と読んで頂きまして、ありがとうございました。
のぶ子も、女性消防団員として日々地域防災活動に参加していますので、今後も、世田谷区の防災対策が女性目線でよりきめ細かく進むよう頑張って参ります!