世田谷版ネウボラの改善にヒント!
のぶ子は、8月3日に会派の有志で三重県津市を視察研修で訪問させて頂きました。
実は、今年7月から世田谷区では、5ヶ所の総合支所で世田谷版ネウボラ(切れ目のない子育て支援)がスタートしたんですが、その取り組みがあまりにも中途半端な状況だったので、のぶ子は、今年2月の予算特別委員会でこの事を取り上げ、問題点を指摘し、改善するよう訴えたのですが、区長は課題を棚上げしたままスタート。
ところが、スタートした直後に、のぶ子のところにこの制度を利用したいと思ったママから悲痛なメールが届いたんです。
それは「世田谷版ネウボラは、健康な妊産婦を対象にしているのですか?妊娠中に体調に問題があり、ネウボラの面談場所まで行けないと電話で問い合わせたにも関わらず、利用ができませんでした。不安を抱えながら過ごす妊産婦が利用できない世田谷版ネウボラに失望しています」と。
とっても残念な声でした。
そこで、のぶ子は会派の有志と一緒に、妊産婦の方々に丁寧に寄り添う相談対応を先進的にされているという三重県津市の取り組みを視察研修させて頂きました。
津市の人口は、世田谷区の約1/3。
子育て包括支援センターを市内10ヶ所設置し、55名の保健師さんと80名の母子保健推進員(愛称 津母みんさん)が、連携して丁寧に、妊産婦さんとの面談と家庭訪問を実施し、更に、市内にある大学病院や、国立病院、産婦人科や、助産院などと”ママ元気ネットワーク”を作り、妊産婦さんが抱える不安解消に全力をあげている取り組みに大変感動しました。
正に、世田谷版ネウボラに足りないものがありました。9月から世田谷区議会第3回定例会が始まります。
のぶ子は、小さな声を聴く力!をしっかり発揮できるよう「世田谷版ネウボラ」の改善に努めたいと思います!!