聴覚障害者の情報保障の為の意見交換会(8/11)
8月11日(火・祝)12:30〜16:00世田谷区民会館 集会室Aで開催された聴覚障害者にとって住みやすい世田谷区とするために「区政に関する各会派の政策を知る会」を開催したいとのご連絡を頂き、公明党世田谷区議団より幹事長の岡本のぶ子がパネラーとして登壇させて頂きました。
主催:NPO法人世田谷区聴覚障害者協会、【担当】世田谷区聴覚障害者参政権保障委員会

内容は、ご案内にあった世田谷区在住・在勤の聴覚障害者の皆さまの区における情報保障の拡充や災害時支援などへの様々な課題と期待へ少しでも、役立てることができればとの思いで、協会の皆さまから事前のお伝えいただいた「主要テーマ」に沿って、参加した会派の代表4名から順次、お応えする形式で進められました。
事前に頂いたテーマは下記になります。
1. 手話言語条例の制定・推進、ならびに区立施設・窓口における情報保障のデジタル化・拡充について
2. 災害時における聴覚障害者への情報伝達と避難所支援について
12:30~16:00まで、途中10分間のトイレ休憩が2回ほどありましたが、出席された約90名の関係者の皆さまが約3時間半という長い時間の会合にも関わらず、各会派の代表の発言を熱心に聞いてくださる姿に、感銘を受けると共に、貴重の機会を頂戴したことに感謝の思いで一杯になりました。
今回のテーマ別の意見交換会の中で分かった事例として、聴覚障がい者団体の皆さまのご要望を受け、区がこれまで順次準備をすすめてきた指定避難所での聴覚障がい者の方々へのサポートについて、既に、区は避難所運営マニュアルには記載し周知しているとしていますが、実際は避難所を運営する地域の方々が、避難所運営マニュアルの全てを把握しているかというと難しい状況であること、また、当事者である聴覚障がい者の方々にも、そのサポートがあることをあまり知られていないことなどがあります。具体的に例をあげると、大規模災害が発生した際、避難する地域の区立小・中学校(指定避難所)に聴覚障がい者の方が来られた場合、その方が聾者かどうかは周囲の方には分かりにくいため、ご自身が聾者であることを知ってもらうために使用するバンダナが防災倉庫に準備されていることや、手話通訳が必要な聾者の方が、事前に手話通訳者派遣該当避難所として指定避難所の中で11カ所指定されていることをご存知であれば、いざという災害時に該当避難所を利用することができるなど。命を守る情報保障の大切さと課題を改めて認識しました。また、最後の質疑応答の中で、新庁舎への手話動画でのインフォメーションや、区のHPへの手話動画での開設など。手話言語条例制定後の更なる利便性の向上への期待の声も頂きました。
関係者の皆さま大変ありがとうございました。